神様に会った日
こんばんは、セピア猫です。
この週末、根尾谷の淡墨桜を見てきました。
行く道はめちゃくちゃ渋滞していました。駐車場のキャパシティの問題で。でもそれで入場制限がかかり、桜はゆったり見れました。
娘は、せっせとアイスクリームを食べていました。笑
そして芝生で転がったり、川に足を入れたり、元気に遊んでいました。
初めて見たのは大学生の時。旦那さん(当時は彼)が連れて行ってくれました。
何故か、桜の季節じゃないときに。秋だったかな。
その時は、大きいなあ、くらいの感想だったけれど。
それから何かにつけてドライブがてら見にくるようになり、今年で何度目だろうか。
私がこの桜を初めて見てから、今日までせいぜい10年くらいの話なのだけれど、10年間変わらず立っていてくれる樹に、なんだか感謝したくなりました。
1500年前から生きていて、今も立派に花を咲かせる。
1500年の間、いろんな人が見にきて、いろんな人の人生が通り過ぎていって、その間にこの樹も大きくなったり、嵐が来たり、晴れた日があったり、だんだん弱ったりしたんだろうな。そして今、見事に咲いている。
1500年前の人が見た桜と同じ花を、今私たちが見ている。
とても不思議。
宗教は信じない派だけど、神様の存在を感じる時間でした。
人の生活や流れを超えた、全然違う流れの世界って、きっとあるよね。
植物も、空も、海も、星も。
31歳にして神様を感じた日。
まだ感じたことのない神様はいっぱい在るんだろうな。
これからたくさん出会えるといいなあ。
おばあちゃんになっても、またこの桜を見れたらいいなあ。